去る7月29日(日)に中京競馬場でサマーフェスティバルを開催しました。
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地元の皆様および競馬ファンの方へ日頃の感謝を込めて、縁日・ホースショー・花火など様々なイベントが行われました。
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ホースショーの演目は、通常週末に実施している馬車・ポニー試乗会のほか、障害飛越供覧・ポニー演技・フリーダムホース演技・流鏑馬(やぶさめ)披露など盛り沢山な内容で、ご来場されたお客様にお楽しみ頂けたのではないかと思います。ここではホースショーの内容について若干紹介させて頂きます。
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障害飛越供覧では、小中学生の頃から競馬場スポーツ少年団に所属する地元高校生2名が登場。内1名は先日行われたインターハイで団体3位に入賞する活躍を見せています。当日は馬が障害を嫌がる場面もありましたが、少年団で身に付けた技量を遺憾なく発揮し、2名とも見事な大ジャンプにつなげました。
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ポニー演技では、ミニチュアホースのかぶと号による障害飛越をご覧頂きました。いつもは競馬場入場門などでファンの方をお出迎えしているかぶと号ですが、この日のために3ヶ月の猛特訓をして、障害飛越ができるようになりました。体高70p足らずの愛くるしいかぶと号の勇敢な姿に驚くちびっ子達も多かったのではないでしょうか。
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フリーダムホースは、馬を道具や力で従わせるのではなく、馬と人が心を通わせ信頼し合うことによって、馬が自由に楽しそうに人間の要求を理解し行動する様を音楽との調和の中でご覧頂くというものです。馬には鞍や手綱などの馬具を一切使用せず、演技者は裸馬に自由に跨り、立ち上がり、一緒に寝転んだり、追いかけっこをしたりと、音楽とも相俟った幻想的な雰囲気で魅了しました。
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最後に伝統馬事芸能の流鏑馬の紹介です。流鏑馬は疾走する馬上から的に鏑矢を射る日本の伝統的な騎射の技術、稽古、儀式のことを言います。流鏑馬には様々な流派がありますが、今回来場したのは鎌倉時代からの伝統を受け継ぎ、現在鎌倉鶴岡八幡宮や明治神宮の神事でも有名な武田流です。芝コース上に70m毎に設けられた3箇所の的を次々に射抜いていくダイナミックな武者姿の射手(いて)に何度も拍手が沸きあがりました。
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また、これらと併せて競馬場のバックヤードを紹介するツアーも実施しました。装蹄作業の実演に引き続き、検量室、決勝審判室など普段決して見ることができない場所や、乗馬センターで繋養中の乗馬・誘導馬を見学するなど、参加頂いた皆様から好評を得ることができました。
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秋に予定している『体験乗馬教室』では、これら乗馬に実際に試乗したり、きゅう舎作業が体験できたりと、充実の内容で皆様をお待ちしております。
詳しくは下記アドレスの募集内容をご覧下さい!
http://www.jra.go.jp/news/200708/080101.html |
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